消費者金融の名義貸しは犯罪なので信じてはダメ!
消費者金融やサラ金、カードローンやキャッシングなどもそうですけれども、名義貸しという商売があります。怪しい裏社会の人たち、もしくは犯罪に手を染めようとしている人たちが使うのがこの名義貸しなのですが、名前の通り名義を貸すという商売です。
やり方はこうです。ある金融機関からお金を借りたいからと保証人になってほしいと言われます。その保証人は形だけ、名義だけのものだからといわれるので保証人にサインをします。そして幾らかのお金をもらったと思ったら、その本人はどこかへ消えてしまいます。たとえどんなに信頼していた人であってもです。そして保証人にサインをしてしまったからにはそれで返済をして行かないといけない、というわけです。
他にも最近のサラ金は保証人を取らないカードローンなどが多いので、カードローンで借入をしてそのお金を又貸しして欲しいというのもあるようです。名義自体は借りている人間にあり、その借りている人間が返済の義務を追うので、又貸しをした人間が何処かに行ってしまったとしても、その消えた人間に返済義務があるわけではないのです。そうして名義貸しというのは騙された人が損をするという仕組みになっているわけです。
これはれっきとした犯罪行為ですし、名義貸しをさせて欲しいと言ってくる人たちはほとんどの人がこれを理解してやっているのです。ですから、犯罪行為に巻き込まれてしまい、最悪の場合には自分が犯罪の共犯者のようになってしまう可能性もあるのです。だから名義貸しというのはやってはいけないというように、国や自治体が注意喚起をしているのです。
確かに名義貸しをすればお金がもらえるというのは魅力的かもしれません。しかも大した義務もないように思いますし、単純に名前を書いてあげるだけです。しかしその名前を書いてあげるだけという行為が非常に危ないのです。サラ金などを使っているとこういったお誘いを受けることがあるかもしれませんが、犯罪行為に加担することになるということを肝に銘じておきましょう。断ることも勇気が必要ですが、逃げるのも立派な判断です。